【2023年最新】reCAPTCHA v3導入・設定方法を初心者ブロガー向け解説|公認ロゴ消去方法

こんにちは!もちぬん(@mochinunblog)です。ブログを読んでくれてありがとうございます!

この記事では、 実際に試してみたスパム対策として大変効果的だった「Google reCAPTCHA」の導入方法、reCAPTCHAをContact Form 7に設定する方法 についてお話ししていきたいと思います。

この記事を読むとわかること
  • reCAPTCHA v3をContact Form 7に設定する方法
  • WordPresss初心者向けの簡単にできるスパム対策方法
  • スパム対策とユーザビリティの向上を両立させる方法
こんな方におすすめの記事です
  • プラグインを増やさずに、お問合せフォームのセキュリティを高めたい方
  • Contact Form 7にreCAPTCHAを設定する方法を知りたい方
  • reCAPTCHAのロゴを消したい方

reCAPTCHA(リキャプチャ)とはGoogleが提供するスパム対策ツール

reCAPTCHAは、Googleが提供するセキュリティツールで、botなどからの悪質なアクセスからサイトを守るための機能があります。

読みにくい文字を入力する認証や、「信号機の写真をすべて選択して…」といった画像認証をやったことがある方がほとんどではないでしょうか?

もちぬん
もちぬん

あの認証機能がreCAPTCHAによるものです。

くま
くま

あの画像認証、たまにすごく難しいと思うのはぼくだけかなぁ…

下の画像のようなロゴに見覚えはありませんか?

https://www.google.com/recaptcha/about/より引用

reCAPTCHAを導入しているサイトにはこのようなロゴが表示されています。

もちぬん
もちぬん

「私はロボットではありません」というチェックボックスが出る時もありますね!

reCAPTCHAは時代と共にバージョンアップを繰り返しています。

読みにくい文字の入力や画像認証といった、ユーザー(サイトに情報を送信する側の人)にひと手間かけさせる認証方法から、最近では自動でスパムかどうかを判定するようにバージョンアップされています。

個人のブログでもセキュリティ対策が必要な理由

セキュリティのイメージ
セキュリティのイメージ

問い合わせフォームを設置しているサイトや、ユーザー登録が必要なサイトなど、ユーザーからデータが送信されうるサイトには、botから悪質なアクセスを受けるというリスクが付き物です。

大量にスパムメールが送られてくるだけでもかなり迷惑ですが、放っておくとサイトを乗っ取られてしまうなどの大きな被害につながる可能性があります。

もちぬん
もちぬん

私も、まさか自分のサイトにスパムなんて来ないだろうと思っていましたが、スパムが来て初めてセキュリティの大切さを実感しました。

せっかく頑張って作ったサイトが、誰かに改ざんされたり乗っ取られてしまったら悲しくて仕方がないですよね…

サイトを作ったら、最初のうちにセキュリティ対策を済ませてしまいましょう。

スパム対策とユーザビリティ向上を合わせて行う理由

ユーザビリティの良いイメージ
ユーザビリティの良いサイト=読者が心地よいと思うサイト

セキュリティを高めようとするあまり、サイトを見てくれるユーザーの操作性や利便性を損なってしまうのは本末転倒ですよね。

例えば…

フォーム送信の際に難易度の高いパズルを用意したとします。

ユーザーにはそれを解く手間がかかりますし、何らかの事情で視覚的なパズルが苦手な方もいるかもしれません。

ユーザーは、難しい認証を求められた時点でサイトを離れてしまうかもしれませんし、フォーム送信を諦めてしまい、貴重な意見をいただく機会を失ってしまうことになるかもしれません。

そのため、ユーザーの操作性・利便性(ユーザビリティ)の向上と、サイトのセキュリティの維持は両立していかなければなりません。

そのどちらも実現できるのが、reCAPTCHA v3 です。

reCAPTCHA v3 は、フォーム送信する際にユーザーに手間や不便さを感じさせないようにできています。

こちらを導入すれば、サイトのユーザビリティ・セキュリティ共に向上を期待できるというわけです!

もちぬん
もちぬん

公式サイトに詳しい解説がありますので、一度読んでみてください。

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reCAPTCHAをWordPressに導入する方法

前置きが長くなりましたが、ここから本題に入ります。

ポイント

作業がしやすくなるように、以下のページをそれぞれ別タブで開いておくと良いです。

もしMac&iPadユーザーの方は、以下の記事でご紹介した方法で、iPadにこの記事を表示して作業すると効率良いですよ!

reCAPTCHAにアクセス
https://www.google.com/recaptcha/about/より引用

下のボタンからもreCAPTCHA公式ページにアクセスできます。

reCAPTCHA公式ページへ

Googleアカウントを利用して登録します。

すでにアカウントを持っている方がほとんどだと思いますが、まだ作っていない方はGoogleアカウントの作成を行いましょう。

v3 Admin Console をクリック
https://www.google.com/recaptcha/about/より引用

ページ上部の「v3 Admin Console」をクリックします。

入力・チェック
reCAPTCHA設定方法の画像
reCAPTCHA設定方法

ラベル:なんでも良いです

reCAPTCHAタイプ:reCAPTCHA v3を選択します。

ドメイン:自分のサイトのURL(ドメイン)を入力します。

オーナー:自分のGoogleアカウントが表示されています。

reCAPTCHA設定方法の画像
reCAPTCHA設定方法

「reCAPTCHA 利用条件」などに同意のチェックを入れます。

すべて入力し終わったら「送信」をクリック。

v3とv2の違い

v2とv3の違いは、思いっきり簡単に言うと、問い合わせる側のユーザーの操作性が良いかどうかという点です。

パズルを解いたり、画像を選択したりするセキュリティ画面がありますよね。

あれがv2で、送信する側は何もしなくても良いのがv3です。

サイトキーが発行される
reCAPTCHA設定方法の画像
reCAPTCHA設定方法

サイトキーとシークレットキーが発行されます。

これをWordPressの管理画面に入力します。

ポイント

コピペしながらWordPress側の設定をしていくので、reCAPTCHAの画面はまだ閉じないでください。

Contact Form 7に設定

WordPressのダッシュボードから、お問い合わせ>インテグレーション と進みます。

reCAPTCHA設定方法の画像
reCAPTCHA設定方法

reCAPTCHAの項目があるので、「インテグレーションのセットアップ」をクリック。

先ほど発行されたサイトキーとシークレットキーを入力する画面に移るので、こちらにコピペします。

reCAPTCHA設定方法の画像
reCAPTCHA設定方法
reCAPTCHA導入完了

これでreCAPTCHAの導入は完了です。

reCAPTCHA設定方法の画像
reCAPTCHA設定方法

この画像のように、右下にreCAPTCHAのロゴが表示されていれば設定はうまくできています。

しかし!

ご覧のように、reCAPTCHAのロゴと、「トップに戻る」アイコンがもろ被りしてしまっています。

reCAPTCHAロゴ表示イメージ
reCAPTCHAロゴ表示イメージ

これでは大変ユーザビリティが悪いです。

もちぬん
もちぬん

どっちを押したかわからなくなってしまいますね。

そこで、次はこのreCAPTCHAのロゴを見えないようにしたいと思います。

reCAPTCHAのロゴを消す方法

調べてみたところ、プラグインを使用したり、CSSを編集する等の方法があるようです。

しかし、Googleから公式の方法が提示されているので、こちらで設定していきたいと思います。

こちらのGoogle公式サイトにQ&Aが載っており、ロゴを消す方法が紹介されています。

reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
Google公式サイトへ移動

赤下線の部分は、「reCAPTCHAを使用している旨を問い合わせフォーム等のユーザーに見える箇所に掲載すれば、ロゴを非表示にしても良いですよ」ということが書いてあります。

reCAPTCHAのロゴを非表示にするなら、別なreCAPTCHAを使用していることを明示しなければならないというルールのようです。

もちぬん
もちぬん

では、問い合わせフォームに指定の文言を設定していきましょう。

reCAPTCHAロゴを非表示にするためのGoogle指定の文言をコピーする

こちらの赤で囲った部分をコピーします。

reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
こちらをコピーしてもOK

公式ページと同じコードなので、下のコードをコピペしても大丈夫です。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
    <a href="https://policies.google.com/privacy">Privacy Policy</a> and
    <a href="https://policies.google.com/terms">Terms of Service</a> apply.
問い合わせフォームにGoogle指定の文言を掲載す

先ほどコピーしたテキストを、問い合わせフォームの [送信] の下にペーストします。

reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
reCAPTCHAロゴ非表示設定方法

貼り付けたら保存して、自分のサイトの問い合わせフォームで確認します。

下の画像のように問い合わせフォームに文言が表示されていればOKです。

reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
ポイント

この時点ではまだロゴは非表示になっていないので、次の項目も必ず設定しましょう。

reCAPTCHAのロゴを非表示にするための追加CSS

次に、追加CSSにreCAPTCHAのロゴを非表示にするためのコードを設定します。

reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
reCAPTCHAロゴ非表示設定方法

こちらも、先ほどのGoogleの公式ページからそのままコピペします。

こちらをコピーしてもOK

公式ページと同じコードなので、下のコードをコピペしても大丈夫です。

.grecaptcha-badge { visibility: hidden; }

追加CSSの設定方法はお使いのテーマによって異なると思います。

当サイトが使用しているSANGOの場合、外観>カスタマイズ>追加CSSの順に辿ればOKでした。

reCAPTCHAロゴ非表示設定方法
reCAPTCHAロゴ非表示設定方法

変更内容を保存して、設定は完了です。

まとめ

今回は、WordPressでのサイト作り初心者でもできたセキュリティ対策について解説しました。

サイトを作ったらなるべく早いうちにセキュリティ対策をしておく方がいいですね!

もちぬん
もちぬん

最初は難しそうと思いましたが、設定してみると本当に簡単にできるので、まだreCAPTCHAの導入が済んでいない方はこの機にぜひやってみてください。

今回の記事は以上になります。わからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームやもちぬんのTwitterにお気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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