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管理人のもちぬん(@mochinunblog)です。
見守り担当、くまだよ
この記事では、塊根・多肉植物の完全室内実生のために使用している植物育成用LEDライトTSUKUYOMIについてお話しします。
これから実生を始める方や、冬に向けて室内での育成環境を整える際のご参考になれば嬉しいです。
- 完全室内実生で使用しているTSUKUYOMIについて
- TSUKUYOMIの特徴、使ってみて感じた良い点、惜しい点
- 植物用LEDライトを検討している方
- 塊根植物・多肉植物の冬越しの準備をしている方
万能な植物育成用LEDライト TSUKUYOMI
植物用のライトの中ではかなり有名なLEDライトだと思います。
うちの植物たちは、ほとんど全てがTSUKUYOMI育ちです。
種子を蒔いた直後はTSUKUYOMIの元で管理し、発芽に成功しています。
照射している光量は、最も光が当たる箇所で約18,000〜20,000ルクスです。
YouTubeでもTSUKUYOMIを紹介しています。
TSUKUYOMIの良い点① 安定した環境を作れること
太陽光に近い波長を出してくれるのがTSUKUYOMIの最大のメリットだと感じています。
室内で塊根植物や多肉植物を育成していて一番重要なのは、植物に十分な量の光を当てることです。
成長期は室内で日光に当てる時もありますが、陽が傾くと植物に光が当たらなくなり、結果として日照不足になってしまいます。
TSUKUYOMIを使用すれば、天気や時間帯に左右されずに植物の日当たりを管理できるのが大変便利です。
また、安定した環境で育成することで、植物が調子を崩したときに原因を判別しやすくなるというメリットもあります。
TSUKUYOMIの良い点② 見た目がおしゃれ
TSUKUYOMI自体の見た目もスタイリッシュなので、植物とライトがお部屋のインテリアになる点も気に入っています。
TSUKUYOMIはホワイトのみのカラー展開ですが、ソケット部分を工夫することで違った雰囲気を楽しむことができます。
TSUKUYOMIの使いにくいところ
植物との距離の調整が難しいところが、ちょっと使いにくいと感じる点です。
TSUKUYOMIは電源を入れれば発光するタイプのライトなので、光量の調整はできません。
そのため、植物にちょうど良い強さの光を当てるには、ライトと植物の距離を調整する必要があります。
植物との距離が近すぎれば葉焼けの原因になり、遠すぎれば光量不足を起こして徒長の原因になります。
様子を見ながら、ちょうど良い距離、植物の配置を見つけるのに苦労しました。
気候の変化によって光量の調節も必要になってくると思うので、都度調節するのが若干大変ではあります。
リフレクター(反射板)を取り外すことでも光量の調整ができるので、このような照度計を使用して、データを取りながら育成すると良いと思います。
植物を健康に育てるなら、照度計は1つは持っておきたいアイテムです!
TSUKUYOMIの設置方法について
うちは賃貸なので、壁や天井に穴を開けずに設置するためにクランプを使用して固定しています。
ちょうど間接照明が設置してある部分にクランプを取り付け、そこにソケットのコードを巻き付けて固定している感じです。
そして、TSUKUYOMI本体が植物の真上に来るように、絵などを飾るワイヤーを引っ掛けて、コードの長さを微調整しています。
ちなみに…TSUKUYOMIを2つ設置しているのは、当初棚の上段に置いている植物が多く、横に並べて育成していたからです。
今は後でお話しするパネル型LEDも使用しているので、上段の植物たちはちょっと贅沢仕様になっています。
TSUKUYOMIのスタンドにはDRAW A LINEがおすすめ
棚にライトを設置できる「DRAW A LINE」をスタンドとして使用すれば、植物との距離の調節も行いやすいと思います。
塊根植物のコレクターとしても有名なYouTuberのkimimaroさんやmonographの堀口さんもDRAW A LINEを使用されているようです。
ライトの下に、このようなテーブルの部品を取り付けて植物を飾れば、おしゃれなインテリア空間を作ることができます。
お気に入りの植物をインテリアとして活かす素敵なアイテムですね!
うちは植物が増えすぎて、収納棚が実生棚と化しました…笑
また、冬の間だけ植物を室内に取り込む場合は、スチールラックなどの上部にシーリングライトソケットを取り付けても良いかもしれません。
室内で育成する場合は、風を送ることも忘れずに。
植物の室内実生、室内管理にサーキュレーターは必須です!
サーキュレーターは小さいものでもいいので、植物に風が届くように設置しましょう。
植物の置き場所によってはパネル型LEDライトも便利
うちではTSUKUYOMIだけでなく、パネル型のLEDライトを2種類使用しています。
SAMSUNG製のLM301Bチップ搭載パネル型LEDライト
こちらは光量の調節ができるため、葉焼けを起こしにくいアガべの育成に使用しています。
照射している光量は、約45,000ルクスです。
今のところこの環境で調子を崩している株はありません。
Twitterでも「このライトはいい!」と人気のようです。
SAMSUNG製のLM301Bチップが発生させる光のスペクトルが植物の育成に適しているようで、このチップを搭載したLEDライトを使用している実生家さん、植物愛好家の方が多いです。
大人気商品なので、しばしば品切れになっています。
GREENSINDOOR 植物育成ライト
このライトは点灯時に熱をもつので、温室の役割も兼ねて使用しています。
園芸店でもピンク系の光を発するライトを使用しているところを見かけることがあります。
問題なのは、自宅で使用するとその空間だけピンク色になってしまうところです。
怪しげな感じになってしまうんですよね…
パリピルームと名付けています。笑
そこで、ちょっとひと工夫。
棚に仕切りを作り、蓋をDIYして光漏れと温度低下を防いでいます。
平均して30℃以上を保てているので、発芽に高温を要する植物の管理に適しています。
まとめ
今回は、植物育成用LEDライトTSUKUYOMIについてお話ししました。
- TSUKUYOMIの良い点
- 太陽光に近い波長で室内の安定した環境で育成できる
- 見た目がスタイリッシュ
- TSUKUYOMIの使いにくい点
- 植物に当てる光量の調節が若干難しい
パネル型のライトを使用してみた感想については、また別な記事で詳しくお話ししたいと思います。
これから冬が到来しますが、寒い期間にロスする植物がないよう、気をつけていきたいですね!
今回の記事は以上になります。わからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームやもちぬんのTwitterにお気軽にご連絡ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!