caudeX’squareにようこそ!
管理人のもちぬん(@mochinunblog)です。
見守り担当、くまだよ
今回の記事では、パキポディウム・サキュレンタムの播種(種まき)から発芽するまでの過程をまとめたいと思います。
実は一筋縄で成長させることができず、ちょっと苦戦した株です。
この記事では、双葉が出るところまでの経過について、発芽までの日数や管理方法などをお話しします。
- パキポディウム・サキュレンタム(Pachypodium succulentum)の生育過程(写真付き)
- 発芽してから気をつけること
- パキポディウム・サキュレンタム(Pachypodium succulentum)の実生に挑戦する方
- 発芽したての様子を見たい方(写真あり)
パキポディウム・サキュレンタムの基本情報
原産地 | 南アフリカ南部 ごく一部の地域 |
属名 | キョウチクトウ科・パキポディウム属 |
成長期 | 夏(夏に成長する) |
休眠期 | 冬(比較的寒さに強い) |
日光 | とても必要 |
実生の難易度 | 難しい |
ある程度大きくなるとこのような姿になります。
ぬんさん、育てるの難しいの?
難しいと感じたのは、芽が出てからなんだ。
後で詳しくお話しします。
パキポディウム・サキュレンタムの種まきから発芽までの経過
サキュレンタムは、私がコーデックスの実生を始めてすぐの頃に蒔いた種でした。
発芽までは順調だったのですが、その後予期せぬ苦戦を強いられることになりました。
まずは生育過程について、順番にお話ししていきます!
種まき前の下準備
パキポディウムの種子はとにかくカビとの戦いです。
種まき前の浸水の時点から、念入りに対策を行います。
以下の記事で詳細に解説しています。
また、浸水に使用している薬品類は以下の2つです。
パキポディウム・サキュレンタムの種まき
播種日は6月27日です。
土の消毒方法はこちらの記事と同様です。
今回は、他の植物たちと一種に育苗ポットに播種しました。
腰水で管理し、カバーも使用して高温多湿の環境を保ちました。
パキポディウム・サキュレンタム(Pachypodium succulentum)発芽の様子
いちばん早い種子は播種の翌日、6月28日には発芽しました。
その後も、種子が割れて発芽しかけるような兆候が見られましたが、そこから進まずに溶けてしまう種子が何個か、あとは全く反応のない種子でした。
結果として全体の発芽率は約22%でした。
ある程度育ってくると、幹部分がぽってりしてかわいいです。
サキュレンタム発芽までに行ったこと&発芽してからの異変
他のパキポディウムと同様に、高温多湿の環境を維持するよう注意しました。
また、カビが発生した種子はすぐに除去します。
発芽してからしばらくは順調に成長を続けていたのですが、ある時突然双葉の元気がなくなり、黄色く変色し始めました。
最終的には、幹の部分のみを残して双葉が完全に枯れてしまいました。
もはや萎れかけている様子です。
しばらく様子を見つつ、原因について考えました。
枯れかけてしまった原因として考えられるのは、以下の点です。
- 植え替えが早すぎた
- 水のレンズ効果で葉焼けしてしまった
今では下の写真のようになんとか復活させることができています。
双葉が落ちてから復活するまでの経緯についてはこちらの記事で解説しています。
まとめ
今回の記事では、パキポディウム・サキュレンタムの実生の経過、苗の時点で双葉が落ちてしまった件についてお話ししました。
せっかく発芽した苗がすぐに枯れてしまうのはかなりショックだったので、なんとか持ち直してくれてよかったと思っています。
また、早い段階での植え替えなど、植物にとって負担になることは極力避けていきたいと思います。
今回の記事は以上になります。わからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームやもちぬんのTwitterにお気軽にご連絡ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!