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管理人のもちぬん(@mochinunblog)です。
見守り担当、くまだよ
今回の記事ではセンナ・メリディオナリスの調子が悪い場合の対処法について解説します。
実生で育てて数ヶ月の場合、すでに大きくなっている大人の株の場合でそれぞれ原因と対処法が異なります。
それぞれの場合ごとにお話ししていますので、ぜひ最後までお読みください。
- センナの根腐れの兆候と対策
- 葉が黄色くなる、黒い点が出た、葉が開かなくなったなどの症状の対策方法
- センナ・メリディオナリスの不調の原因を知りたい方
- おすすめの冬越しの方法を知りたい方
センナ・メリディオナリス(Senna meridionalis)の育て方・基本情報
こちらの記事で詳しくお話ししています。
実生で発芽してからの経過、朝に葉っぱを開く様子を動画で見られます!
センナ・メリディオナリスの調子が悪い時のサイン 原因と対処法|実生の苗の場合
発芽からある程度の大きさになるまで爆速で成長していったセンナですが、ある時急に調子を崩し始めました。
発芽からおよそ1ヶ月後のことでした。
センナ・メリディオナリスの不調のサイン
センナの不調のサインは、このようなものです。
- 葉っぱの反応が悪い
- 光が当たっているのに葉っぱが開かない
- 暗くしても葉っぱが閉じない
- 葉に黒い点が出る
- 葉が黄色くなる、落葉する
- 葉にハリがなく、しなしなしている
原因は、水のやりすぎでした。
他の塊根植物たちは発芽してから腰水をずっと続けていても問題なく、むしろ元気に育っていたのですが、センナは幹に水を貯める機能が発達している種類の植物。
そのため、ある程度大きくなって貯水機能が働きだすと、常に水がジャブジャブの状態では逆に根腐れしやすくなるようです。
これまでの植物より独り立ちが早かったので、ちょっと想定外でした。
センナ・メリディオナリスの不調の対策方法
対策としては、まずは腰水をやめ、種まき用の土から水はけの良い用土に植え替えました。
やはり、土から上げてみると根っこが黒ずんでいました。
植え替えてしばらくしたら調子を取り戻し、光に反応して葉っぱを開閉してくれました。
植え替え後の水やりの頻度は、土が乾いたら少し水をあげるくらいにしています。
しかし、まだ大人の株ほど貯水機能がしっかり成長していないので、うっかりしていると水切れを起こし、また葉っぱが反応しなくなります。
センナは「土が乾いたらたっぷり水をやる」くらいの水やり頻度が良いとされていますが、これは大人の株の場合です。
実生で発芽したばかりのまだまだ幼い株は、もう少し丁寧に様子を見てあげたほうが良いようです。
幹の部分が太くなってくるまでは、毎日少しずつ水をあげても問題ないでしょう。
その分、とにかく水はけの良い用土を使用します。
最近よく使用しているのは、バイオゴールドの用土。
上の写真の白っぽい土です。
これまで使ってきた用土の中で最も水捌けが良いと感じています。
この用土で、パキポディウムもアガベも調子良く育っています。
- 自分で土を配合の配合を考え、混ぜなくてよい
- 水はけ・通気性がよく、雑菌の繁殖を抑える水質浄化効果を強化した配合
- 見た目が綺麗
- 室内でのインテリアに調和する
アマゾンなどでは取り扱いがないようなので、こちらから購入してみてください。
ほんとうにびっくりするくらい快適に使える用土なので、一度使ってみてください!
植物ライフが驚くほど快適になりますよ!
センナ・メリディオナリスが葉を落とす・葉を閉じたままになる原因|ある程度大きくなった株の場合
時期的な問題になりますが、気温が低くなってくると葉の反応も悪くなります。
休眠に入るためです。
葉が萎れる感じになって落葉していき、幹だけになる株も出てきます。
休眠中のセンナ・メリディオナリスの育て方
うちの場合ですが、発芽からおよそ3ヶ月目に冷え込むようになり、気温の低下と共に葉の反応が悪くなってきました。
春ごろにまた芽吹いてくれるよう、冬の間も適度に日に当てて、月に1回程度、ごくわずかの水を与えると良いようです。
センナ・メリディオナリスは寒さに大変弱いため、屋外に置いたままにすることはできません。
ですが、室内に取り込み、それでも十分な日当たりを確保するのは難しいですよね。
このような場合、植物用LEDライトがとても便利です。
うちのセンナ・メリディオナリスは完全に屋内で育っているため、発芽からずっとTSUKUYOMI LEDを使用しています。
センナ・メリディオナリスには波長が合うようで、成長期にはぐんぐん育ってくれました。
また、うちは寒い地域なので、寒さ対策としてシートヒーターを下に敷いて保温しています。
こちらのヒーターはこの動画でもご紹介しています。
熱くなりすぎることもなく、下から鉢を程よく温めてくれるので安全です。
ビニールで覆った温室内でLEDライトを使用すると温度が上がりすぎてしまい、植物が枯れてしまう原因になるため、室内での保温は下からの加温が安全だと思います。
今育てているセンナは、みんな今年芽吹いた株なので、この方法で冬越ししてみたいと思います。
まとめ
今回の記事では、センナ・メリディオナリスの調子が悪くなった場合の原因と対処法についてお話ししました。
突然葉っぱが動かなくなったり、枯れ出したりすると慌ててしまいますが、それぞれの場合に合わせて対処してみましょう!
今回の記事は以上になります。わからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームやもちぬんのTwitterにお気軽にご連絡ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!